難病ピアサポーター交流会 設立趣旨(案)準備中

 難病を抱えて生活する人やその家族は、病気そのものの不安に加え、治療や生活、就労、福祉制度、人間関係など、さまざまな課題に直面しています。医療や福祉の制度が整備されつつある一方で、「誰に相談すればよいのか分からない」「同じ立場の人の声を聞く機会がない」といった孤立感を抱える方も少なくありません。

 こうした中、同じ経験や思いを持つ当事者同士が支え合うピアサポートは、安心して気持ちを語り合い、生活の工夫や情報を共有できる大切な取り組みとして注目されています。特に、難病ピアサポーター養成講座を修了した方々は、自身の経験を生かしながら、地域における相談支援やつながりづくりを担う存在として期待されています。

 本会は、難病ピアサポーター養成講座の卒業生、在校生、関係者および講師等が継続的に交流し、情報交換と相互研鑽(ブラッシュアップ)を行う場として設立します。参加者一人ひとりが安心して学び合い、経験を共有することで、ピアサポートの質を高めるとともに、地域に根ざしたソーシャルワークを担う人材の育成につなげることを目的とします。

 また、本会は、個人の体験や思いが尊重される安全な場づくりを大切にし、関係機関とも連携しながら、難病のある人が地域で自分らしく暮らし続けられる社会の実現に寄与することを目指します。

② 活動計画(初年度)


1.活動方針

本会は、難病ピアサポーター養成講座の修了生および在校生、関係者が継続的に交流し、相互に学び合うことを通じて、ピアサポートの質の向上と地域における支援力の強化を図ることを基本方針とする。

運営にあたっては、参加者一人ひとりの経験や思いを尊重し、安心して発言できる環境づくりを重視する。また、個人情報およびプライバシーの保護に十分配慮し、無理のない、継続可能な活動を行う。

2.主な活動内容

(1)難病ピアサポーター交流会の開催
養成講座修了生、在校生、関係者および講師等を対象に、定期的な交流会を開催する。
参加者同士の情報交換や意見交換を通じて、日々の支援活動や生活上の工夫、課題等を共有し、相互理解とつながりの深化を図る。

(2)学習会・ブラッシュアップの実施
ピアサポートに関する知識やスキルの向上を目的として、学習会や意見交換の場を設ける。
実践事例の共有や振り返りを行い、ピアサポーターとしての役割や関わり方について理解を深める。

(3)情報提供・相談対応に関する意見交換
地域における相談支援や関係機関との連携に資するよう、制度情報や支援資源に関する情報共有を行う。
個別相談そのものを目的とするのではなく、対応の在り方や連携方法について学び合う場とする。

(4)関係機関との連携・協力
必要に応じて、医療機関、福祉関係機関、難病支援団体等との情報交換や連携を図り、地域におけるピアサポートの基盤づくりに寄与する。

3.対象者

  • 難病ピアサポーター養成講座 修了生
  • 同養成講座 在校生
  • 関係者(支援団体職員等)
  • 講師・専門職等

4.運営体制

  • 代表
  • 副代表
  • 事務局
  • ピアサポーター会員

必要に応じて、役割分担を行い、円滑な運営に努める。

5.実施方法・頻度(初年度)

  • 交流会:年2〜3回程度
  • 学習会・意見交換:交流会と併せて実施、または単独開催

※状況に応じて、対面またはオンラインでの開催を検討する。

6.期待される効果

  • ピアサポーター同士のつながり強化
  • 支援に関する知識・視点の共有と向上
  • 地域における難病ピアサポート体制の充実
  • 将来的な地域ソーシャルワーク人材の育成

7.今後の展望

初年度は、無理のない範囲で交流と学びの場を継続的に積み重ねることを重視する。
将来的には、地域の実情に応じた活動内容の充実や、関係機関との連携強化を図り、難病のある人が安心して暮らせる地域づくりに貢献していく。

③年間計画(初年度)

1.年間活動方針

初年度は、難病ピアサポーター養成講座修了生および在校生、関係者が安心して参加できる交流の場を継続的に設けることを重視する。
無理のない頻度で活動を行い、参加者同士のつながりを深めながら、情報交換およびピアサポートの質の向上を図る。

2.年間スケジュール(案)

時期内容主な目的
4月発足会・説明会会の趣旨共有、顔合わせ
6月第1回交流会情報交換、近況共有
9月学習会・意見交換会ピアサポートのブラッシュアップ
12月第2回交流会事例共有、課題整理
3月振り返り・次年度計画活動評価、継続検討

※ 開催方法は、対面またはオンラインを状況に応じて検討する。

3.各活動の概要

(1)発足会・説明会
設立趣旨および会の目的、活動内容を共有し、参加者同士が安心して交流を始められる場とする。

(2)交流会
難病ピアサポーターとしての経験や思い、日常の工夫、課題等を共有し、相互理解とつながりを深める。

(3)学習会・意見交換会
ピアサポートの実践に関する学びや振り返りを行い、対応力や視点の向上を図る。

(4)振り返り・次年度計画
年間活動を振り返り、成果や課題を整理するとともに、次年度の方向性を検討する。

4.実施にあたっての留意事項

  • 参加者の体調や生活状況に配慮した無理のない運営とする。
  • 個人情報およびプライバシーの保護を徹底する。
  • 安心して意見交換ができる場づくりを大切にする

参加希望フォーム
https://forms.gle/pp3gJE8GouNJRDkf7


コメント

“難病ピアサポーター交流会 設立趣旨(案)準備中” への1件のフィードバック

  1. 土屋雅彦のアバター
    土屋雅彦

    愛知県難病団体連合会の角田様のご理解と協力を頂きます。

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